海外ドッグフードおすすめ10選|品質基準が高い輸入フードを厳選紹介
「海外のドッグフードって品質がいいって聞くけど、実際どうなの?」「種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない…」そんな飼い主さまのために、この記事では品質基準の高い海外ドッグフードおすすめ10選を、原産国別の特徴や選び方の注意点とともにご紹介します。
海外フードと国産フードの違い
日本のドッグフードと海外のドッグフードには、規制の仕組みや品質基準にいくつかの違いがあります。
日本では2009年に「ペットフード安全法」が施行され、有害物質の規制や成分表示のルールが整備されました。一方、欧米やオセアニアのペット先進国では、それよりも古くからペットフードの品質基準が整備されており、原材料の品質や栄養基準について厳格な規制を設けている国が少なくありません。
たとえば、アメリカにはAAFCO(米国飼料検査官協会)という栄養基準を策定する団体があり、「総合栄養食(Complete and Balanced)」の基準が明確に定められています。ドイツでは、ペットフードの原材料にも人間の食品と同等の基準が適用されるケースがあります。オーストラリアではPFIAA(ペットフード産業協会)がオーストラリア基準(AS5812)を設定し、製造品質の監督を行っています。
もちろん、国産フードにも高品質な製品はたくさんあります。しかし、ペット先進国と呼ばれる国々では、ペットフード産業の歴史が長く、研究開発の蓄積も豊富です。そのため、原材料の調達から製造・品質管理に至るまで、一貫して高い基準を維持しているメーカーが多い傾向にあります。
原産国別の特徴
海外ドッグフードと一口にいっても、原産国によって特徴や強みが異なります。ここでは、日本で人気の高い4つの国について、それぞれの特徴をご紹介します。
オーストラリア
オーストラリアは、広大な国土と恵まれた自然環境を背景に、高品質な畜産物の生産で世界的に知られています。ペットフードの品質管理も厳格で、PFIAA(ペットフード産業協会)がオーストラリア基準(AS5812)を設定。製造工場への定期的な監査も行われています。
オーストラリア産フードの強みは、放牧で育てられた良質な肉(ラム、ビーフ、カンガルーなど)を原材料に使用していること。ホルモン剤や抗生物質の使用規制も厳しく、原材料の安全性が高い点が特長です。代表的なブランドにはBlack Hawk、アーガイルディッシュ(オーガニック認証)、パーフェクションなどがあります。
ニュージーランド
ニュージーランドは、エアドライ・フリーズドライ製法のペットフードで世界をリードする国です。島国ならではの厳格な検疫体制と、牧草飼育(グラスフェッド)の家畜が多いことから、原材料の品質には定評があります。
特にエアドライ・フリーズドライの分野では、ZIWI(96%動物性原材料のエアドライ)、K9ナチュラル(90%以上自然素材のフリーズドライ)など、世界的に高く評価されるブランドが生まれています。そのほか、チルドタイプのブッチ、アレルギー対応のKia Ora、放し飼い原材料のアディクションなど、個性的なブランドが揃っています。
ドイツ
ドイツは動物愛護の先進国として知られ、ペットフードの原材料にも非常に厳しい基準を設けています。ペットフードに使われる食材にも人間の食品と同レベルの品質基準が適用されるケースがあり、「ヒューマングレード」の考え方が根付いています。
代表的なブランドとしては、テラプラ(100%有機原料・Bioland認証)、プラチナム(70%以上の動物性原材料を使用)などがあります。オーガニックや自然素材へのこだわりが強く、環境への配慮も徹底したブランドが多いのが特長です。
カナダ
カナダは、豊かな自然環境と厳格な食品安全基準で知られ、高品質なペットフードの産地としても評価されています。カナダ産フードの特長は「地元産の原材料にこだわる」ブランドが多いこと。広大な大地で育まれた肉類、五大湖や太平洋・大西洋から獲れる新鮮な魚介類など、バラエティ豊かな原材料が活かされています。
代表的なブランドには、オリジン(Orijen)とアカナ(Acana)があります。どちらもChampion Petfoodsが製造しており、「Biologically Appropriate(生物学的に適正)」をコンセプトに、犬本来の食性に合った高タンパクなフードを提供しています。そのほか、GO! SOLUTIONSやNOW FRESHなども日本で人気があります。
海外フード選びの注意点
海外ドッグフードを選ぶ際には、品質だけでなくいくつかの実務的なポイントにも注意が必要です。
まず、日本語の表示があるかどうかを確認しましょう。正規輸入品であれば、原材料名や成分表示、給餌ガイドなどが日本語で記載されたラベルが貼付されています。日本語表示がない場合は、並行輸入品の可能性があり、品質管理が正規品と同等とは限りません。
次に、購入先の信頼性も重要です。正規代理店やその正規販売店を通じて購入するのが最も安心です。特にオンラインで購入する場合は、販売元が正規代理店であるかどうかを確認してから購入することをおすすめします。
また、愛犬の体質やライフステージに合ったフードを選ぶことも大切です。海外フードは高タンパクな製品が多いため、腎臓に疾患がある場合やシニア犬の場合は、かかりつけの動物病院に相談してから切り替えるようにしましょう。フードの切り替えは1週間〜10日程度かけて、少しずつ移行するのが基本です。
おすすめ海外フード10選
ここからは、品質基準・原材料の安全性・日本での入手のしやすさを総合的に評価し、厳選した海外ドッグフードおすすめ10選をご紹介します。
1. Black Hawk(オーストラリア)
「Every Ingredient Matters®」を掲げ、獣医師とペット栄養士が共同開発するプレミアムブランド。NSW州パークスの最新鋭工場で製造されるキブル、ニュージーランド製の94%動物性原材料エアドライ、タスマニア製の100%単一タンパク・フリーズドライトリーツなど、幅広いラインナップを展開。人工着色料・人工香料・フィラー不使用。PFIAA基準準拠。
2. ZIWI(ニュージーランド)
96%のニュージーランド産動物性原材料を使用したエアドライフードの代名詞的ブランド。独自のZ-TWINTECH®製法で栄養を最大限に保持。エアドライとウェット缶の2ラインで展開しています。
3. K9ナチュラル(ニュージーランド)
90%以上が自然素材のフリーズドライフード。ニュージーランド産のグラスフェッドミートを使用し、水で戻して与えるスタイル。素材の品質にとことんこだわったプレミアムフードです。
4. オリジン(カナダ)
「Biologically Appropriate」をコンセプトに、地元カナダ産の新鮮な肉・魚を豊富に使用。高タンパク・低炭水化物で、犬本来の食性に合った栄養バランスを実現しています。
5. アカナ(カナダ)
オリジンと同じChampion Petfoodsが製造。オリジンよりやや手頃な価格帯ながら、地元産の新鮮な原材料にこだわった高品質フード。フレーバーのバリエーションも豊富です。
6. ブッチ(ニュージーランド)
ニュージーランド産の原材料を使用したチルド(冷蔵)タイプのウェットフード。水分含有量が多く、食いつきのよさと消化のしやすさで人気があります。日本でも知名度が高いブランドです。
7. テラプラ(ドイツ)
100%有機原料を使用し、ドイツのBioland認証を取得したオーガニックフード。ドイツの厳格な品質基準のもとで製造されており、オーガニックにこだわる飼い主さまに支持されています。
8. アーガイルディッシュ(オーストラリア)
オーストラリア産のオーガニック認証を受けた原材料を使用するプレミアムフード。有機ラムや有機牛肉を使用し、自然素材にとことんこだわったブランドです。
9. Kia Ora(ニュージーランド)
アレルギーに配慮したシンプルな原材料設計が特長。ニュージーランド産のラムやカンガルーなど、新規タンパク源を使用した製品があり、食物アレルギーが気になるワンちゃんにも選ばれています。
10. アディクション(ニュージーランド)
放し飼い(フリーレンジ)の原材料にこだわったニュージーランド産のドッグフード。ベニソン(鹿肉)やブラッシュテイルなど、珍しいタンパク源も展開しており、アレルギー対応の選択肢としても注目されています。
Black Hawk(オーストラリア)の特徴
おすすめ10選の筆頭でご紹介したBlack Hawk(ブラックホーク)について、さらに詳しくご紹介します。
Black Hawkは、オーストラリア・ニュージーランドで90年以上の歴史を持つペットケア企業Masterpetグループのブランドです。オーストラリアの公開企業であるEBOSグループの一員として、品質と信頼性を兼ね備えています。
ブランドの始まりは、あるブリーダーが愛犬の食事に疑問を持ち、「すべての原材料に栄養的な意味がある」ことにこだわったレシピを独自に開発したことでした。この「Every Ingredient Matters®(すべての原材料にこだわる)」の哲学は、現在もBlack Hawkのすべての製品に息づいています。
製品開発には、獣医学と栄養学の学位を持つ専門家チーム(合計59年以上の実務経験)が携わり、3名の獣医師がR&Dチームに在籍しています。外部の獣医師、臨床専門医、栄養科学者、研究者とのネットワークも活用し、科学的根拠に基づいたレシピ開発を行っています。
製品ラインナップは非常に豊富です。キブル(ドライフード)はNSW州パークスの最新鋭工場で製造され、オリジナル(ラム&ライス、チキン&ライスなど)、グレインフリー(タスマニアンサーモン、チキン、ラム、カンガルーなど)、ハイミート、ヘルシーベネフィッツ(デンタル、ウェイトマネジメント、ジョイント&マッスル、センシティブスキン&ガットなど目的別)と幅広くカバー。さらに、ニュージーランド製の94%動物性原材料エアドライ(チキン、ラム、ビーフ&マッカレル)、タスマニア製の100%単一タンパク・フリーズドライトリーツ(サーモン、ビーフレバー、チキンブレスト、ラム、カンガルー)、ジャーキートリーツ、ウェットフードまで揃っています。
すべての製品に共通するのは、人工着色料・人工香料・フィラー(増量剤)を一切使用しないこと。地元オーストラリアの農家から調達した新鮮な原材料を使い、エミューオイル、ブルーベリー、ローズマリー、ビートパルプ、緑イ貝などの機能性原材料を適材適所で配合しています。
正規代理店と並行輸入の違い
海外ドッグフードを購入する際に知っておきたいのが、「正規代理店(正規輸入品)」と「並行輸入品」の違いです。同じブランドの製品でも、入手ルートによって品質や安心感に大きな差が生じることがあります。
正規代理店とは、海外メーカーと正式な契約を結び、日本向けに製品を輸入・販売する企業のことです。正規代理店を通じた製品には、以下のようなメリットがあります。
まず、適切な輸送・保管管理が行われていること。ドッグフードは温度や湿度の影響を受けやすいため、メーカーの指示に従った輸送条件(温度管理された船便やコンテナなど)で日本に届けられることが重要です。正規代理店はこうした品質管理体制をメーカーとの契約のもとで確立しています。
次に、日本語表示の対応です。正規輸入品には、日本のペットフード安全法に準拠した原材料名・成分表示・給餌ガイドなどの日本語ラベルが貼付されています。飼い主さまが安心して製品を使えるよう、正確な情報が日本語で提供されます。
さらに、アフターサポートの存在も大きな違いです。製品に関する質問や万が一のトラブルがあった場合、正規代理店を通じてメーカーと連携した対応を受けることができます。製品の安定供給も正規ルートならではの強みです。
一方、並行輸入品は、正規代理店を経由せずに個人や第三者が独自に海外から仕入れた製品です。価格が安いことがある反面、輸送・保管条件が不明であったり、日本語表示がなかったり、製品の真正性(正規品かどうか)が保証されなかったりといったリスクがあります。万が一の品質トラブル時にメーカーの保証を受けられない可能性もあります。
Black Hawkの日本正規代理店は、株式会社シュトルヒです。シュトルヒは海外ペット用品の輸入を専門とする企業で、創業から11期目を迎えています。長年にわたり海外メーカーとの信頼関係を築き、適切な品質管理のもとで製品をお届けしています。愛犬の健康に直結するフードだからこそ、信頼できる正規ルートでの購入をおすすめします。
まとめ
海外ドッグフードは、ペット先進国の厳格な品質基準と長年の研究開発に裏打ちされた、高品質なフードの宝庫です。オーストラリアの良質な畜産物、ニュージーランドのエアドライ・フリーズドライ技術、ドイツの厳格なオーガニック基準、カナダの地元産原材料へのこだわりなど、原産国ごとに異なる強みがあります。
選ぶ際は、原材料の透明性、栄養基準の適合性、そして信頼できる購入ルート(正規代理店)の3点を重視するのがおすすめです。並行輸入品は価格が魅力的に見えることもありますが、品質管理やアフターサポートの面で正規品に劣るリスクがあることを覚えておきましょう。
今回ご紹介した中でも、Black Hawkはキブルからエアドライ、フリーズドライトリーツまで幅広いラインナップを持ち、獣医師と栄養士チームによる科学的根拠に基づいた製品開発が魅力のブランドです。オーストラリア品質の安心感と、「Every Ingredient Matters®」の哲学が詰まったフードを、ぜひ愛犬の食事に取り入れてみてください。
Black Hawkの全製品は、日本正規代理店の株式会社シュトルヒのオンラインショップからご購入いただけます。正規代理店ならではの品質管理と安心のサポートで、愛犬の健康をお守りします。